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福井県在住の方の高次脳機能障害に関する相談機関『福井県高次脳機能障害支援センター』です。

TEL.0776-21-1300  内線 2540
MAIL.
fukui-koujinou@kve.biglobe.ne.jp

支援者の方へto Supporters


支援コーディネーターからのメッセージ

福井県高次脳機能障害支援センター開設から10年(2008〜2018年)、「高次脳機能障害」という言葉は、皆様のお力添えもあり随分と普及しました。

 次の10年ステップとして、
「支援の均霑化(きんてんか))〜各地域単位で支援できる体制作り」をキーワードにしています。その上で、現在残っている「支援を行う上で必要な情報が分からない」「医療から地域、地域間での連携の取り方がわからない」「支援がどのように繋がっていくのかわからない」といった、医療機関・地域の皆様からよく聞こえてくる3つの課題を解消すべく、取り組みを進めて参ります。

ホームページ内にある
「支援コーディネーター手引き、アセスメントシート」はその取り組みの一つなでの、ぜひ支援を行う上でご活用ください。またその他、検査用具のレンタル事業なども行っておりますので、ご活用いただければと思います。

しかし、手引き・アセスメントシートなどといった「ツール(道具)」を利用するだけでは、良い支援は行えません。地域で活動する各支援者同士の役割、連携の取り方、そしてどのようにバトンタッチされながら支援が進んでいくのかというイメージを持つことが大切となります。
そこで、各地域で「多職種事例検討会」を開催させていただきます。お住まいの地域での支援体制を、そこに参加される皆様と一緒に考えてみませんか。
10年後、
「いつでも」「どこでも」「だれでも」支援が行える体制を一緒に目指していきましょう。







         福井県高次脳機能障害支援センター
           支援コーディネーター 中島 裕也




医療機関の皆さまへ

障害年金の診断書
 精神保健指定医のみの記入とされていましたが、高次脳機能障害については、日本
 神経学会や日本脳神経外科学会の専門医など、高次脳機能障害の治療に従事してい
 る医師の記入でも申請可能です。
 ※記入方法については、こちら @  A をご参照ください

           「高次脳機能障害支援コーディネーター 多職種連携会議・事例検討会・制度の活用の手引き(2019)]より引用


精神障害保健福祉手帳の診断書
  記入可能な医師 
  高次脳機能障害の治療に従事している医師(精神科医、リハビリテーション医、神  経内科医、脳神経外科医など)
 ※精神科医である必要はありません。

  診断書の書き方
  所定の用紙があります。
  診断書の記入方法については、 こちら をご覧ください。
           「高次脳機能障害支援コーディネーター 多職種連携会議・事例検討会・制度の活用の手引き(2019)]より引用

診断書 作成上の注意
高次脳機能障害の主要症状と日常生活への影響や困っている点について、具体的に記載している必要があります。



どのように支援していけばいいの?

 高次脳機能障害者を支援する際には、ライフサイクルに応じた長期間の支援が必要とされており、教育・医療・福祉・介護保険・就労支援など、多様な制度を活用することが求められます。
 個別的で、多様なニーズを持つ高次脳機能障害者に対応するには、多職種間で情報を共有しながら、連携を構築することが重要です。

 支援コーディネーターマニュアルは、そのような高次脳機能障害者に対する支援手法を凝縮した一冊になっています。是非、情報収集の役に立つアセスメントシートと合わせて、日々の支援業務の際にご使用ください。
 マニュアルを最大限に生かすためには、
            「多職種事例検討会」に参加することをお勧めしています。


 高次脳機能障害支援コーディネーター
               多職種連携支援・事例検討会・制度活用の手引き

 
 支援者の方は、下記の添付ファイルをダウンロードの上、日々の支援業務の際にご活用下さい。内容に関しての、ご質問等は当センターまでお気軽にお尋ねください。

支援コーディネーターマニュアルは、こちら
コーディネーターマニュアル
高次脳機能障害者アセスメントシートは、こちら
アセスメントシート 



 障害福祉サービス事業者向け高次脳機能障害支援マニュアル 

 私たちの事業の主管である国立リハビリテーションセンター高次脳機能障害情報・支援センターに大変便利なマニュアルが掲載されました。
 高次脳機能障害の当事者に初めて関わる医療・支援スタッフのみなさまに、得に役立つマニュアルとなっております。どうぞご活用ください。


障害福祉サービス事業者向け高次脳機能障害支援マニュアルは、
                 こちら
高次脳機能障害支援マニュアル

   出典:国立障害者リハビリテーションセンター高次脳機能障害情報・支援センターホームページ  

                                              



レンタル 〜神経心理学的検査〜

 高次脳機能障害の方の診断や定期的な評価に使用される神経心理学的検査は多種あります。当センターでは、福井県内の神経心理学的検査の充実を目的とし、以下の検査を無料でレンタルをしています。
 福井県内の高次脳機能障害者の治療や支援に従事されていらっしゃる医療機関や福祉施設、教育機関のみなさんに、実際に検査をご覧になっていただき、その有用性を実感していただきたいと考えています。


「どのような検査なのか、一度使ってみたい」
「しばらく使用してみてから、購入を検討したい」
「購入は難しいが、高次脳機能障害をお持ちの方がいらっしゃるので評価をしたい」
                                    …など


    神経心理学的検査のレンタルに関するチラシは、こちら レンタルチラシ


レンタルご希望の医療機関・施設の方は、
                  お気軽にご連絡ください。

 ご要望に応じて、検査実施方法の説明もさせていただきます。
   
レンタル期間は、ご要望に応じて調整いたします。


レンタル方法
 レンタル申込書に必要事項を明記の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。
                 レンタル申込書は、こちら レンタル申込書



レンタルを行っている検査

  WAIS-V成人知能検査
 知能を測定する検査です。14の下位検査の得点から、言語性IQ、動作性IQ、全検査 
 IQ(言語性と動作性を統合したもの)の3つのIQと、言語理解、知覚統合、作動記憶、
 処理速度の4つの群指数を計算します。
  レンタル内容:検査用具、手引き、記録用紙、研修用DVD

 
 
 
ウェクスラー記憶検査(WMS-R)

 記憶の検査です。13の下位検査の得点から、言語性記憶、視覚性記憶、一般的記憶(言
 語性と視覚性を統合したもの)、注意/集中力、遅延再生の得点を計算します。
  レンタル内容:検査用具、手引き、記録用紙

     
 
 
日本版リバーミード行動記憶検査(RBMT)

 記憶の検査です。約束を覚えておく、道順をたどるなど日常生活をシュミレーションし
 て、記憶を使う場面を想定した検査です。
  レンタル内容:検査用具、手引き、記録用紙、検査模擬実施DVD

 
 
 
遂行機能障害症候群の行動評価(BADS)

 日常の行動を計画立てる、計画したことを実行するといった遂行機能の検査です。
  レンタル内容:検査用具、手引き、記録用紙、質問紙

 
 
 
標準注意検査法(CAT)・標準意欲評価法(CAS)

 注意力および意欲の評価をする検査です。
  レンタル内容:検査用具、手引き、記録用紙、検査課題CD

 


お願い
ご利用していただいた施設の方には、
返却時にアンケートへのご協力をお願いすることがあります。
ご了承ください。

Fukui Higher Brain dysfunction support center福井県高次脳機能障害支援センター

〒910-0067
福井県福井市新田塚1-42-1
    福井総合クリニック内
TEL 0776-21-1300
   内線 2540
FAX 0776-25-8264

福井県高次脳機能障害支援センター  URLリンク   http://www.f-gh.jp/koujinou/ メールアドレス   fukui-koujinou@kve.biglobe.ne.jp 電話番号   0776-21-1300 (内線 2540)

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